スマホが水没してしまったら|学生必見の対処法と予防策

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みなさん、こんにちは!突然ですが、こんな経験はありませんか?

なおと
なおと

みなさん、こんにちは!突然ですが、こんな経験はありませんか?

  • うっかりトイレにスマホを落としてしまった…
  • 雨の日にズボンのポケットでびしょ濡れに…
  • お風呂でうっかり水没させてしまった…

特に私たち学生は、毎日手放せないスマートフォン。でも、ちょっとした不注意で水没させてしまうことって、実は結構あるんです。今回は、もしもの時のために知っておきたい対処法から、事前の予防策まで、徹底的に解説していきます!

1. スマホが水没!まず何をすべき?

スマホを水没させてしまった瞬間、私たちが最初にすべきことは「冷静になること」です。慌てて間違った対応をしてしまうと、修復できたはずの端末が復帰不可能になってしまうことも…。

水没直後の緊急対応手順

  1. 即座に電源を切るまだ電源が入っている場合は、すぐに電源を切りましょう。電源が入ったままだと、ショートして基板が破損するリスクが高まります。
  2. 本体をよく拭く清潔な乾いたタオルやキッチンペーパーで、外側の水分をしっかり拭き取ります。この時、力を入れすぎて水分を内部に押し込まないように注意!
  3. バッテリーを取り外す可能な場合は、すぐにバッテリーを取り外しましょう。ただし、最近のスマホはバッテリーが取り外せないものが多いので、その場合は次のステップへ。
  4. 各部パーツを外すSIMカード、SDカード、カバーなど、取り外せる部分は全て外します。これにより乾燥効率が上がります。

特に注意!海水での水没は要注意

海で水没させてしまった場合は、塩分が部品を腐食させる可能性が高いため、できるだけ早く真水で軽くすすいでから乾燥させることをおすすめします。ただし、この作業は自己責任で行ってください。

2. 絶対にやってはいけないNG行動

焦って間違った対応をしてしまうと、取り返しのつかない事態に…。以下の行動は絶対に避けましょう!

やってはいけない5つの行動

  • ドライヤーで熱風を当てる熱でバッテリーが膨張したり、内部パーツが変形したりする可能性があります。
  • 電子レンジで乾かすSNSでたまに見かける裏技ですが、絶対にやめましょう。発火や爆発の危険があります。
  • 無理に電源を入れる内部が乾ききっていない状態で電源を入れると、ショートの原因に。
  • 振って水を抜こうとするかえって内部に水が広がってしまう可能性が。静かに置いておくのが正解です。
  • 分解する専門知識がない場合、分解はかえって状況を悪化させる可能性が高いです。

3. 正しい乾燥方法と手順

水没したスマホの乾燥には、正しい方法と十分な時間が必要です。焦って途中で電源を入れたくなりますが、ぐっと我慢して!

おすすめの乾燥方法

1. シリカゲル乾燥法

最も安全で効果的な方法の一つです。

  1. 大きな密閉容器を用意
  2. たくさんのシリカゲルを入れる
  3. キッチンペーパーを敷く
  4. スマホを置く
  5. 蓋をして2-3日待つ

2. お米乾燥法

シリカゲルがない場合の代替法として。ただし、米粒が端子に入り込む可能性があるので注意。

  1. 生米を容器に入れる
  2. スマホを米の中に完全に埋める
  3. 24-48時間置いておく

乾燥時の注意点

  • 直射日光は避ける
  • 室温で乾燥させる
  • 最低でも48時間は待つ
  • 時々シリカゲルや米を交換する

4. 修理に出すべき?自分で直せる?

水没の程度や機種によって、対応が変わってきます。以下のチェックリストを参考に、修理の必要性を判断しましょう。

修理店に持っていくべきケース

  • 水没後、一度でも電源が入らなくなった
  • 画面がちらつく、タッチパネルが反応しない
  • スピーカーやマイクが機能しない
  • カメラのレンズが曇る
  • 充電できない

修理費用の目安

修理内容費用目安修理期間
基板クリーニング15,000円~3-5日
パーツ交換あり30,000円~1週間程度
基板交換50,000円~1-2週間

5. 水没を防ぐための予防策

「予防に勝る治療なし」とはよく言ったもの。水没を防ぐための対策をしっかりしておけば、高額な修理費用も避けられます。

日常的な予防策

  • 防水ケースの使用完全防水のケースを使用すれば、雨や水回りでの事故を防げます。特におすすめは以下のタイプ:
    • IP68規格の完全防水ケース
    • 窓付き防水ポーチ
    • 耐衝撃防水ケース
  • 持ち方の工夫特に注意が必要な場面:
    • トイレでスマホを使わない
    • お風呂での使用を控える
    • 雨の日は内ポケットに入れる

6. 学生におすすめの保険とバックアップ

万が一の事態に備えて、保険やバックアップの対策もしっかりしておきましょう。特に学生の場合、修理費用は大きな負担になりがち…。

おすすめの保険options

  • キャリアの端末保証月額300-800円程度で、水没を含む様々な故障に対応。
  • AppleCare+iPhone用の保証サービス。学割も利用可能。
  • クレジットカード付帯保険学生カードでも付帯している場合があります。

必須のバックアップ対策

  • クラウドストレージの活用
    • Google Drive(15GB無料)
    • iCloud(5GB無料)
    • Dropbox(2GB無料)
  • 定期的なバックアップ
    • 週1回は必ずバックアップを
    • 自動バックアップの設定がおすすめ

7. 先輩たちの水没体験談

ケース1:文系女子大生Aさん(20歳)

「レポート提出直前だったのに、カフェでドリンクをこぼしてスマホが水没…。でも、すぐに電源を切って対応したおかげで、データは無事でした。それからは必ずバックアップを取るようになりました。」

ケース2:理系男子大生Bくん(22歳)

「実験中にうっかり水槽に落としてしまいました。防水ケースをしていなかったのが悔やまれます。修理代が3万円もかかってしまい、バイト代が吹っ飛びました…。」

8. まとめ:明日は我が身!事前対策を忘れずに

スマートフォンの水没、いつ自分の身に降りかかるかわかりませんよね。今回の記事のポイントを最後におさらいしましょう!

水没時の対応まとめ

  • 即座の対応が生命線!
    • すぐに電源を切る
    • 外側の水分を拭き取る
    • パーツを取り外せるものは外す
  • 絶対にNG な行動を覚えておこう
    • ドライヤーは使わない
    • 無理に電源を入れない
    • 振って水を抜こうとしない
  • 正しい乾燥方法を知っておく
    • シリカゲル法が最も安全
    • 最低48時間は乾燥させる
    • 焦って途中確認しない

今すぐできる予防対策!

  1. 防水対策をしよう信頼できる防水ケースを購入するだけでも、大きな安心感が得られます。
  2. 保険に入ろう学生にも優しい月額プランがたくさんあります。この機会に検討してみては?
  3. 定期的なバックアップをクラウドストレージの無料枠を活用して、大切なデータは必ずバックアップを!

スマートフォンは私たち学生の生活に欠かせないものです。だからこそ、水没対策は「面倒くさい」と後回しにせず、今日からできることから始めていきましょう。この記事を読んでくださった皆さんは、もう水没に対する「正しい知識」を持っています。

明日、あなたのスマホが水没しても、慌てることはありません。落ち着いて、この記事で紹介した手順に従って対応してくださいね。それでも、やっぱり「予防に勝る対策なし」。今すぐできる予防対策から、はじめていきましょう!